明治三九年、村は県に対し「実業補習学校附設ニツキ廩請」書を提出、同年一二月設置許可され、尋常高等小学校の一部を借りて実業補習学校を開校した。修業年限は男子部三年、女子部二年とし男子部の教科目については、修身、読方、綴方、珠算、実業の五科目で、女子部の場合、読方、裁縫の二科目であった。また、教授時数等については年間二学期制とし、第一期は一二月一日から翌年三月末日までとして冬期閑業の時期で夜が長いときなので日曜を除く毎夜二時間ずつ週一二時間おこなうとしている。第二学期は四月一日から一一月末日までとして一週間の授業時数は四時間から六時間で、この学期の期間は毎夜できないので土地の休業日を利用し一夜一時間の授業とした。なお、女子部は夜間はできないので昼間に行なうとし日曜日を利用して授業するよう配慮された。第一学期は、日長の時期なので小学校終業後引き続き二時間ずつ隔日におこない、毎週の授業時間を六時間とした。学校の経費及び維持については、村税をもってあてることとし、授業料の徴収は行なわないことにしている。